小切手現金化について急に慌てないための予備知識

小切手の換金についての豆知識

普段生活している中で、日常的に小切手を利用するという人はそれほど多くはないかもしれません。しかしビジネスや特別なシーンで困らないためにも、小切手の概要について理解しておくとよいでしょう。

そこで今回知っておきたいのは、小切手の換金には有効期限があるということです。受け取ったことで満足して放置していると、すぐにその有効期限が来てしまい効力を失ってしまう可能性があります。

小切手の支払い請求には、予め10日間という期限が設けられていますので、手にしたときにはすぐに換金の手続きを行う必要があるのです。初めての場合には戸惑うこともあると思いますが、換金の際にはこの点を忘れずに迅速な対応をしましょう。

小切手といっても種類によって取り扱い方が異なる

小切手を受け取った場合には、すぐに換金の手続きが必要になります。しかし、小切手にもいくつか種類があり、すべて同じやり方というわけにはいきません。その場で慌てないためにも、予め予備知識として知っておくとよいでしょう。

・線引き小切手…比較的多い小切手で、特徴としては小切手に平行な二重線が引かれていることがあげられます。悪用されないために用いられることが多く、銀行口座に現金が振り込まれるようになっています。細かく分けるとさらに一般線引き小切手・特定線引き小切手と分かれており、両者の違いは取扱銀行が定まっているかどうかという点です。

持参人支払小切手…イメージとして多くの方が持っている小切手といえばこの形です。

振出人より渡された小切手を、銀行窓口に持参することで現金への換金が可能となっています。手軽ではありますが、その分悪用される可能性が高いため、取り扱いには注意が必要といえるでしょう。

先日付小切手…この種類の小切手の場合、予め振出人が振出日を遅らせて設定しているというものです。

しかしこれは法的な定めで執行されるわけではなく、あくまで受取人への約束という信頼のもとに成り立っています。最初に受取人の承諾を得て約束期日に振り出すとしたものですが、万が一約束期日よりも早く換金手続きを行った場合、銀行ではその請求に応じなければならなくなります。

こうなると、実際には約束した期日前では、振出人の当座口座に換金できる金額が用意されていないことが多いため、事実上の不渡りを起こす危険性があります。多額の換金の場合には大きな危険を伴うため、発行には十分注意して行うことが重要です。

小切手の取り扱いにご注意!

小切手は、現金の取り扱いに比べれば安全のようにも感じますが、換金できる点を見れば現金と変わりません。むしろ紙切れ一枚で多額の現金が動くことを考慮すれば、その取り扱いには十分な注意が必要といえるでしょう。

企業においては取引先とのやり取りに小切手を用いる場合もありますが、その都度不備のないように気をつけたいものです。換金までの有効期限が大変短いという点でも、ミスが許されないということを覚えておきましょう。

経理部門を担当する場合には、時に会社の経営自体をも揺るがす事態になりかねないということを忘れないことです。特に先日付小切手においては、大きな不渡りを引き起こす危険性があるため、よほどの信頼関係が保証されていない場合には大変危険と考えるべきです。

今回は、一般の人にはあまりなじみのない小切手について取り上げてみました。紙に金額を書き入れるだけで、相手に簡単に現金の代用として渡すことができる小切手は、一見とても便利なもののように感じていた方も多いことでしょう。

しかし種類や内容によっては取扱しづらい点も多いため、急に慌てることがないように内容を知っておくことが大切です。

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